絶対に治る口臭!~対策・原因・予防・治療~

虫歯と歯周病の違い

~目次~
虫歯と歯周病の違いについて
『菌の違いと溶ける場所の違い』
『悪化の仕方の違い』
『治療方法の違い』
の三点から説明していこうと思います。*クリックすると読みたい所にジャンプします。*

 

虫歯と歯周病の原因はこちらで分かりやすく解説しています
口臭の原因である虫歯と歯周病!

 

 

『菌の違いと溶ける場所の違い』

 

虫歯
虫歯はミュータンス菌と呼ばれる”グラム陽性通性嫌気性菌”が主な原因になります。グラム陽性通性嫌気性菌とは酸素があっても無くても生きていけるという厄介な菌です。簡単な例で行くと、人間は酸素のある地球でしか生きていけませんが、この菌は酸素のない宇宙でも生きていくことができるということです。
この菌は、歯の表面に住みつき、歯の組織を破壊するわけではなく、歯そのものを溶かしてゆきます。

 

歯周病
歯周病はプロフィロモナスジンジバリス菌など、偏嫌気性菌という菌のカテゴリーに分類される菌が原因です。偏嫌気性菌とは空気の中に酸素が20%以上存在する状態で死んでしまう菌のことです。簡単に言うと、人間とは逆のパターンで、この菌は宇宙で生きていくことはできます。
でもここである疑問が・・・口の中にも酸素あるのになんで死滅しないの?と。実は、呼吸によって空気が通り抜けていても、酸素の濃度が極端に少ない場所が存在するのです。例えば、歯と歯の間、歯と歯茎の間など。あとは、唾液(つば)によってなかなか酸素がいきわたらない場所がどうしてもできてしまうのです。

 

そして最終的にはこの菌がゆっくりとゆっくりと歯そのものではなく、歯の周りの組織を溶かしてゆきます。*歯の周りの組織というのは、歯茎・歯根膜・歯槽骨のことです。*

 

まとめ

 

虫歯
・ミュータンス菌という酸素があってもなくても、生きていける菌。
・歯を溶かす。

 

歯周病
・プロフィロモナスジンジバリス菌という酸が少ないところで繁殖する菌。
・歯の周りの組織を溶かす。

 

『悪化の仕方の違い』

虫歯
虫歯は、歯じたいを溶かして、ドンドン悪化していくと、最終的には歯が抜けるのではなく、歯の内側にある神経にまで到達し、激痛を引き起こします。虫歯は放っておくことで歯の表面をすべて溶かしてしまい、歯をボロボロにしてしまいます。急に抜けることはありません。神経を破壊した後は運が悪い場合、血液に菌が入り込んでしまうことで最悪、死に至ることもあります。
こちらに関してはこちらの記事で→虫歯が死因!?歴史に名を残した〇〇〇も虫歯で亡くなっていた

 

 

歯周病
歯周病は歯と歯茎の間の隙間で菌が増殖することで悪化していきます。長い期間をかけてゆっくりと歯の周りの組織を壊して日に日に少しずつ増えてゆきます。
最終的には、歯を支える部分が歯周病菌によって破壊されてしまったことによって、歯が抜けてしまいます。
歯周病の場合、歯が抜けるまでの間、痛みがない場合が圧倒的に多く、気がついた時にはすでに歯がグラグラし始めていることも少なくなく、そのまま抜けてしまうケースも多くあります。

 

まとめ

 

虫歯
・虫歯で歯は抜けない。
・神経まで菌がいくと激痛がはしる。

 

歯周病
・最終的にほかっておくと歯が突然抜ける。
・痛みを感じることはほとんどない。

 

『治療方法の違い』

虫歯
虫歯の場合、歯科医さんは虫歯菌が繁殖してしまった部分を取り除き、そこに被せ物をしたり、詰め物を入れるという治療を行います。歯の神経にまで虫歯が進行していた場合でも、抜歯すること(歯を抜くこと)は最近ではほとんどにありません。歯の土台が残っている場合に限り、そこにインプラントや差し歯(人工の歯)を埋め込むことで歯を再形成する治療が施されること最近では多いです。

 

 

歯周病
歯周病の場合、虫歯のように悪化している部分を削って治療するということができません。虫歯と違って、歯がグラグラし始めてからの治療では、時すでに遅し。残念ながら歯を抜くことがほとんどです。
なので、毎日の歯磨きや、歯科医への通院で歯垢のや、歯石の除去、歯茎のケアなどをすることでゆっくりと菌を減らしてゆきます。ゆっくりでしか菌は減らせないので定期的な通院が大切になってきます。

 

歯周病は一度進行してしまうと、菌を除去することはできても、一度なくなってしまった歯の周りの組織はもう二度と元へは戻りません。

 

まとめ

 

虫歯
・虫歯菌は歯に穴をあけて、削ることで治すことができる。
・インプラントや差し歯などによって歯を再結成できる。

 

歯周病
・現在、治療方法が確立されていない。
・悪化してしまうと歯を抜く以外にない。
・歯の周辺組織は元通りにすることができない。

 

なので
歯を失う比率は圧倒的に歯周病が多いのが現実です。


 
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